【写真機材レビュー -CREATION VARI ND 82mm(MARUMI)-】1枚でND2.5〜500までの減光量を調整できるフィルター☆

こんな写真機材を使ってます、
使い始めましたブログ

 

【MARUMIについて】

MARUMI(マルミ光機)

60年以上の実績を持つ
カメラレンズのフィルター専業メーカー。
 
国内のフィルターと言ったら
Kenko Tokina(ケンコー・トキナー)
もしくはMARUMIの2社が有名。
 
Kenko Tokinaは
フィルター以外に交換レンズや
撮影用アクセサリー等を多数扱ってるのに対し、
MARUMIは
フィルターのみを開発しているメーカー。

 

【今回の写真機材について】

NDフィルターとは
光量を減らす為のフィルター。
 
・日中の撮影等で
SS(シャッタースピード)を遅くして
撮影する必要がある場合。
 
・F値を絞らない(数値が大きい:~F16)で
開けた状態(数値が小さい:F1.4~)で
撮影したい場合。
 
・ストロボとのシンクロタイム(SS128前後)で
撮影する場合。
 
上記内容が
主な使用用途になる。
 
風景写真によくある
波や滝、川の流れの水が
絹糸みたいに繋がった幻想的な写真が
NDフィルターを使用している場合が多い。
 
今回紹介するCREATION VARI NDフィルターは
ND2.5~ND500までの減光量を
調整する事が可能。
 
通常のNDフィルターは
ND8(減光量2段分)やND16(減光量4段分)の
決められた減光量の為、
露光が変わる度に付け替えなければならない。
また、複数のフィルターを持ち歩く事になる。
 
それを解消したのがこのフィルターである。
 
フィルター交換をする手間が省けるが
最大濃度付近(〜ND500)になると
X状のムラや青みがかかる現象が起きる場合がある。
 
その為、ND450相当までを
使用範囲とした方が良い。
 
風景写真撮影や必要な減光量が分かっている場合は
決められた減光量のNDフィルターで良いが、
ポートレート撮影で光量が頻繁に変わるロケ地の場合は
CREATION VARI NDフィルターが重宝する。

 

CREATION VARI NDフィルターの径は
フィルターの中では最大径である
82mmを紹介しています。
 
実は手持ちの交換レンズ径は
72mmと77mmの2種類で径が違います。
 
このフィルター径が違うものでも
取付け可能にするのが
フィルター径変換リングである。
 
フィルター径変換リングは
滑り止め加工されているkenkoのもの。

レンズ保護フィルターのような
取外しをしないフィルターは同径のものが良いが、
取外しを頻繁に行うフィルターは
径の違う複数の交換レンズに取付けたいとなると、
径の違うフィルターをそれぞれ購入しなければならないので
コストがかかり過ぎる。
 
レンズフードが取付けられないデメリットがあるが
フィルター径変換リングを噛ますだけで
サイズ違いのフィルターの使い回しが可能。
 
どちらにしろ
CREATION VARI NDフィルター使用の場合は
濃度調整で前枠を回したりするので
レンズフードは取り外さなければならない。
 
もしフィルター径変換リングを使用して
フィルターを装着するのであれば
ケラれの原因を防ぐ為、
お持ちの交換レンズ径よりも
大きい径のフィルターを考えた方が良い。
 

【最後に。。。】

通常のNDフィルターより
CREATION VARI NDフィルターの方が
高価ですが
何種類ものNDフィルターを購入するのなら
安いぐらいかもしれない。
 
また、KenkoよりMARUMIの方が
2倍近く安価です。
 
今後、購入予定の
ニコンZレンズ「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」の径が82mmだった事もあり
同径のCREATION VARI NDフィルターにしました。
 
既に使っている方いましたら
こんな良い使い方がある等あれば
教えて下さい☆